いびきや歯ぎしりを指摘されたことがある方へ
「昼間なのにひどい眠気を感じることがある」
「なかなか疲れがとれず、倦怠感がある」
「仕事や勉強に対する集中力がない」
このような症状をお持ちの方はいらっしゃいませんか? 該当する方は、正しい睡眠をとれていない可能性があります。このような、睡眠の質が低下する原因のひとつとして考えられているのが「睡眠時無呼吸症候群」。何らかの原因で気道がふさがれることで、10秒以上の呼吸停止状態が睡眠中に5回以上起こる病気です。
そして「いびき」も同じように気道が狭まることで起きる症状。睡眠時無呼吸症候群といびきは密接な関係があるのです。また、アメリカの研究によって、睡眠時無呼吸症候群を発症している人の約7割が「歯ぎしり」をしていることが分かっています。
睡眠時無呼吸症候群は、慢性的な疲労や眠気を引き起こすだけでなく、動脈硬化や心筋梗塞、脳梗塞など、命に関わる病気を招く可能性もある危険な病気です。「身近な人にいびきや歯ぎしりを指摘された」という方は、できるだけ早く症状回復に努めましょう。羽曳野市の「覚道歯科医院」では、いびきや歯ぎしりの改善をサポートしています。どうぞお気軽にご相談ください。
こんな方は「睡眠時無呼吸症候群」にご注意を!
お口の状態や体型によっては、「睡眠時無呼吸症候群」になりやすい方がいらっしゃいます。以下に該当する方は「要注意」。周りから指摘されていなかったとしても、睡眠時無呼吸症候群を発症している可能性があります。お早めに当院までご相談ください。
首周りに脂肪が多くついており、太い |
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首が短い |
顎が小さい |
顎が後方へ引っ込んでいる |
歯並び、噛み合わせが悪い |
舌が大きい |
- Pick Up! 自分でリスクをチェックしよう!
- 睡眠時無呼吸症候群は、気道が狭くなることでリスクが高まります。そのため、ご自身の気道がきちんと確保されているかを確認することで、危険度をある程度推し量ることができます。チェック方法はいたって簡単。鏡の前で「あー」と声を出しながら口を開けるだけ。口蓋垂(のどちんこ)がしっかり見えていれば問題ありませんが、まったく見えない場合は危険性が高い状態と言えます。今は症状が出ていなくても、将来睡眠時無呼吸症候群を発症する可能性がありますので、お早めにご来院ください。
当院で行っている処置・治療
当院では、睡眠時無呼吸症候群の改善の方法として以下の処置・治療を行っています。
生活習慣の改善
睡眠時無呼吸症候群は、とくに肥満の方がなりやすい病気。そのため、まずは肥満解消のための生活習慣改善をご提案します。食事は腹八分目を心がけること、適度な運動をすることが大切です。また、寝酒の習慣や睡眠薬の常用は、筋肉を弛緩させ気道の閉塞を助長してしまうため、改善する必要があります。
マウスピース治療
おもに症状の軽い方に適用される治療法。一人ひとりのお口に合わせた専用のマウスピースを製作し、睡眠時に装着していただきます。気道を広く確保するため、下顎を上顎よりも前に出したような状態で固定します。