大切なお子様の歯を守りましょう
個人差はあるものの、一般的に5~6歳ころから乳歯から永久歯への生え替わりが始まります。この時期は、一生のうちでもっともブラッシングがしにくい時期と言われています。そして、乳歯や生えたばかりの永久歯は未熟で歯質が弱いため、虫歯への抵抗力があまりありません。そのため、予防ケアが非常に重要な時期なのです。
大阪府羽曳野市の歯医者「覚道歯科医院」では、小児歯科としてお子様のための予防ケアに力を入れています。小さなお子様をお持ちのお父様・お母様は、大切なお子様の歯を守るため、しっかりとサポートしてあげましょう。
ご両親に気をつけていただきたいこと
適切なブラッシングができていないことで溜まる歯垢(プラーク)は、虫歯の大きな原因となります。虫歯のリスクをできるだけなくすよう、ご両親は以下のことに注意してあげましょう。
甘いものを与えすぎない
虫歯菌は、糖をエサにして酸を作り出し、歯を溶かしてしまいます。できるだけ砂糖が含まれている甘いものは控えるようにしましょう。虫歯の原因にならない甘味料「キシリトール」入りのお菓子を与えるのも有効です。
「だらだら食べ」をやめさせる
食べ物が口の中にある間は、常に虫歯のリスクが高い状態となります。だらだらと食事をさせず、食事と食事の間隔を十分に空けるようにしましょう。また、おやつの時間もきちんと決めることが大切です。
必ず仕上げ磨きをしてあげましょう
お子様は、一人で完璧に歯を磨くことができません。そのため、お子様に自分で磨かせたあとは必ず仕上げ磨きを行って、磨き残しがでないようにしましょう。
歯磨きができないときは「ブクブクうがい」を
出先などでどうしても歯磨きができない場合は、ブクブクうがいだけでもさせるようにしましょう。少しでも歯垢を取り除いてあげるという意識が大切です。
定期検診を受診させましょう
長く歯を維持していくためには、悪い箇所を早く見つけて早く治療することが大切です。定期的な歯科検診を受診して、予防ケアを行いつつ、虫歯の早期発見・早期治療を心がけましょう。
当院で行っている小児歯科メニュー
ブラッシング指導 | |
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歯に溜まった歯垢を適切に取り除けるよう、歯科衛生士が一人ひとりの歯並びに合わせた正しいブラッシング方法を指導いたします。親御様には、仕上げ磨きの方法も指導いたします。 |
フッ素塗布 | |
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歯質を強化し、歯の再石灰化を促進する「フッ素」を歯の表面に塗る処置です。永久に効果が続くわけではないため、定期的にお越しいただき、処置することをおすすめしています。 |
シーラント | |
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奥歯の溝は複雑な形状をしているため、食べ物のカスが溜まりやすくなっています。「シーラント」は、この溝をあらかじめふさぐことで虫歯のリスクを下げる処置です。シーラントの材料にはフッ素が含まれているため、歯質の強化にもつながります。 |
過剰歯の抜歯 | |
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基本的な歯の本数は28本(成人するころ生えてくる親しらずを入れると32本)。それよりも多く生えてくる歯を「過剰歯」と言います。過剰歯は歯並びを悪くしたり、永久歯の正常な発達を妨げたりするため、抜歯が推奨されます。お子様のお口の状態に合わせて適切なタイミングで抜歯を行います。 |